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第57回熱測定討論会

 新型コロナウィルス感染症が未だ収束の見込みのつかない状況の中,皆様には多大なご苦労をされていることとお見舞い申し上げます。
 さて,「第57回熱測定討論会」の開催形式について,現地開催とオンラインを併用したハイブリッド形式での開催を検討して参りました。現在の社会状況としては,ワクチンの職域接種も始まり,64歳以下の人にも接種の機会が増えてきました。とはいえ,地域やその人が置かれている環境により接種状況にかなり差がある状況です。また,より感染力の強い変異種であるデルタ株が広がりを見せています。そのような状況で,改めて「第57回熱測定討論会」の開催形式について,討論会実行委員長および熱測定学会幹事会で協議を行いました。その結果,10月末時点での新型コロナウィルス感染症による社会状況が見通せないことより,討論会開催中に感染者を絶対に出さないと保証することはできないとの結論となり,「第57回熱測定討論会」はオンラインのみでの開催とすることを決定いたしました。
 2年連続でのオンライン開催となり,会員の皆様には,いろいろとご不便をおかけすることとなりますが,オンラインならではの特徴を活かして,活発な議論と情報交換のできる討論会としていきたいと思いますので,ぜひとも討論会へのご参加とご協力をよろしくお願いいたします。

第57回熱測定討論会
実行委員長 阿部 陽香(産総研)・清水 由隆(産総研)
日本熱測定学会
会長 古賀 信吉

第57回熱測定討論会 HP

熱測定オンライン講習会2021(第84回熱測定講習会,第15回熱分析基礎講座)

本講習会では,昨年大幅改訂された「熱量測定・熱分析ハンドブック 第 3 版」をベースとして,熱分析の基礎,応用測定,高分子材料,無機材料,医薬品・生体物質の熱測定に関する講義を全 5 回のウェビナー形式で配信します。例年開催している熱分析基礎講座と熱測定講習会の代替企画となります。基礎から応用まで幅広いテーマを取り上げ,日々の研究・開発で生じている疑問の解決に役立てられる内容をお届けします。ウェビナー形式の特長を生かし,当日参加できなかった場合でも一定期間内はオンデマンド視聴が可能です。
昨年から続くコロナ禍の中,対面形式の講義・実習は難しい状況ですが,このような時こそ実現可能な充実した企画となっております。熱測定をこれから始めようとしている初心者はもちろん,熱量測定・熱分析に関わる多くの方の参加をお待ちしています。

プログラムの詳細、申込みは以下の「熱測定オンライン講習会2021」 HPをご覧ください。

熱測定オンライン講習会2021

日本熱測定学会第47回通常総会開催

日本熱測定学会第47回通常総会を開催します。
日時:2020年10月27日(火) 15:00~16:30
会場:オンライン会議システム
議事:1.第46回通常総会議事録の承認
   2.2020年度事業報告
   3.2020年度収支決算
   4.2021年度役員
   5.2021年度事業計画
   6.2021年度収支予算
   7.その他
学会賞授賞式

終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

熱測定オンライン討論会2020

◆「熱測定オンライン討論会2020」を開催します。
会  期:2020年10月26日(月)~28日(水)
会  場:オンライン開催
事業内容:オンライン会議システムを利用した(1)~(4)の各事業
(1) 第56回熱測定討論会
(2) 第47回日本熱測定学会総会
(3) 熱測定ウェビナー(仮称)
(4) その他(各種WG会合等)

実施要項を公開しました。詳細は以下のHPをご覧ください。

熱測定オンライン討論会2020 HP

第15回熱分析基礎講座

主 催:日本熱測定学会(企画:標準化作業グループ)
後 援:産総研NMIJ固体熱物性クラブ
協 賛:高分子学会,日本分析化学会,日本物理学会,日本生物物理学会,日本熱物性学会(順不同,予定)
日 時:2020年6月25日(木)10:00~17:00
会 場:近畿大学 東京センター 大会議室(予定)
(〒108-0028 東京都中央区八重洲1丁目8-16新槇町ビル13階)

DSC・DTAを中心とした熱分析の基礎と測定法
- 信頼性の高い測定のために-
熱分析は,実用材料の熱的特性の評価から,新しい材料の基礎物性研究まで広い領域で使われている実験・分析手法です。最近の熱分析装置は,汎用性と実用性の高さゆえにブラックボックス化し,専門的知識や技術が不十分でも簡単に操作できるようになっています。その一方で,信頼性の高い測定と測定結果の解釈のためには,測定原理,装置の校正方法,データの読み取り,解析方法などの基礎的内容を十分理解しておくことが必要です。このような基礎事項に関する理解が不足しているために,測定データとその解釈についての信頼性が著しく損なわれる可能性も少なくありません。
本講座は研究や開発の現場で熱分析を利用される技術者に必要となる基礎知識・技術を習得してもらうことを目的として,日本熱測定学会の標準化作業グループが中心となって企画しております。第13回から内容を一新し,特にご要望の多いDSCとTGに関する講座を隔年で実施することにいたしました。第15回となる今回の講座はDSCをテーマとして取り上げます。熱分析の概要に加えて,DSCの測定手法について測定原理と測定法,装置の校正,および測定結果の解析について実例をもとに解説します。また,熱分析にかかわる公定法の最新情報や最新の装置を用いた応用事例の紹介を取り入れて,一日コースの基礎講座を企画しました。実際に熱分析を用いた研究開発に長年従事している経験豊富な講師陣により丁寧な解説をいたします。測定,解析に関する個別のご相談にも対応いたしますので,熱分析に関する問題解決のための有用な機会として是非ご活用ください。

詳細は以下を御覧ください