熱測定オンライン討論会2020

本年度予定していた「第56回熱測定討論会」は,COVID-19感染拡大防止のため通常形態での開催をとりやめ,「熱測定オンライン討論会2020」としてオンライン開催致しました。多数のご参加ありがとうございました。

主催

日本熱測定学会

会期

令和2年10月26日(月)~令和2年10月28日(水)

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熱測定オンライン討論会2020の構成

[1] 第56回熱測定討論会(10月27日(火)~10月28日(水))
プログラム:特別講演,受賞講演,一般講演,ミニシンポジウム,企業講演
講演のセッション:
  1. 熱測定基盤(測定法・装置を含む)
  2. 磁性体・錯体
  3. 液体・溶液・集合体・界面
  4. 金属・無機固体・セラミックス
  5. 生体・医薬・食品
  6. 高分子・有機物
  7. エネルギー・環境
  8. 熱科学の教育
講演方法:
  1. ライブ講演:オンライン会議システムでのパワーポイントを用いた講演(13分)と討論(6分)
  2. オンデマンド講演:事前提出の音声付き発表資料(10分以内)を会期中公開
    *優れたオンデマンド講演には学生優秀講演賞(発表時に学生会員であること)を授与いたします。
[2] 熱測定ウェビナー2020(10月26日(月))
熱分析手法の初心者から現役の研究者まで幅広い範囲の方々を対象に,熱測定について学ぶ以下のウェビナーを配信します。オンライン討論会参加登録者はどなたでも聴講できますので,ぜひご聴講ください。
  • 熱測定チュートリアル (ビギナー・学生向け) 「装置の原理や使用方法」
  • 熱測定基礎講座 (アカデミック向け) 「熱測定の基礎や理論」
  • 熱測定応用講座 (企業,研究者向け) 「熱測定の応用例」

学生優秀講演賞

学生優秀講演賞は審査の結果、以下の発表に決まりました。受賞された方には実行委員会より賞状をお送りいたします。
SA001 新規6員環ポリオレフィンおよびその延伸試料の相転移挙動のin-situ解析と熱測定(1群馬大,2東京工業大,3弘前大)〇周藤康介1,佐藤圭2,撹上将規1,山延健1,上原宏樹1,竹内大介3
SA013 CuIr2S4の金属絶縁体転移に伴う異常な熱伝導率挙動(東京工業大学フロンティア材料研究所)〇橋本賢太,気谷卓,川路均
SA017 タンパク質凝集に対する凝集前構造の影響(近大理工)〇石原佑輔,中西翔也,神山匡

プログラム

熱測定ウェビナー2020(10月26日(月))

9:00 - 9:10
はじめに  引間悠太(京大)
熱測定チュートリアル (講演35分,質疑15分,休憩10分)
座長:山田秀人(防衛大)
9:10 - 10:10
「熱測定の概要」産業技術総合研究所 阿部陽香先生
 熱量測定・熱分析は、様々な物質・材料の熱的性質を検出するために、簡便な手法から精密測定まで幅広い技術に対応できる有用な測定法である。近年では、各種熱量計による精密測定の重要性や熱分析機器の汎用性が高まっており、関連する研究分野も多岐にわたる。本講では、主に熱測定初学者を対象に、熱測定全般についての概要を紹介する。
10:10 - 11:10
「DTA・DSCの校正とJIS」産業技術総合研究所 清水由隆 先生
 DTAやDSCといった熱分析において、装置の校正は測定の信頼性を確保するために欠かせないものである。本講演では、DTA・DSCにおいて装置の校正が必要な理由や校正時の留意点などを説明する。さらに、精確な測定を行うために留意すべき点やDTA・DSCが関係する日本産業規格(JIS)、一般供給されているDSC校正用標準物質についても簡単に紹介する。
座長:引間悠太(京大)
11:10 - 12:10
「現場での熱測定とその解釈 -熱分析を有効活用するために―」 株式会社パーキンエルマージャパン 鈴木 俊之 先生
 様々な応用法が記載された参考書,JIS規格など参考にすべき文献が多い熱分析は,手順に従って得た結果であっても十分な再現性が得られないことが多く,熱分析を扱う現場では,この再現性のない結果の解釈に時間を費やす.ここでは,熱分析を扱って間もない学生・研究者や,結果を導くことに期間短縮が要求される企業の担当者や研究者に向け,DSC, TGのエラー事例を示しながら,試料調製から解析まで実践的な熱分析の手順を紹介する.
12:10 - 13:00
 休憩
13:00 - 14:00
 「等温滴定型熱量計ITCによる解析でわかることは何か」 東京理科大学 鳥越秀峰 先生
 等温滴定型熱量計ITCは、分子間結合時に生じる熱量を直接測定することにより、分子間結合の結合比、結合定数、結合時のギブス自由エネルギー変化、エンタルピー変化、エントロピー変化を決定する装置である。これらの全てのパラメーターをただ1回の測定で決定できる有用な方法である。他の方法で解析することが困難である、分子間結合の結合比や、低分子量の分子の結合時の上記のパラメーターなどを、正確に簡便に決定できることが特徴である。
熱測定基礎講座 - JSCTA Lecture - (講演45分,質疑5分,休憩10分)
座長:古賀信吉(広大院)
14:00 - 15:00
「溶液の熱科学へのいざない」 近畿大学 木村隆良 先生
 自然現象の理解にはNewton力学から始まり熱力学、統計力学、量子力学が使われている。19世紀から熱力学的方法によりvan’t Hoff や Ostwaldらが溶液の理論的取扱を体系づけた。熱力学は必要十分条件でモデルを必要としないマクロな物理量であり、精度が上がる毎にミクロな状態を反映することになる。さらにMD,MOなどの進歩と共に、熱力学的性質は固体と気体の間の複雑な分子の集合状態である溶液状態を解明するため活用されている。  ここでは非電解質溶液の熱力学方法の高精度の測定とミクロな分子状態へのアプローチについて紹介する。
15:00 - 16:00
「高分子の熱分析」 元東京都立大学 吉田博久 先生
 高分子の熱分析データを理解するために、準安定な結晶と非平衡状態であるガラスや平衡状態の過冷却液体の熱的な特性を解説する。高分子の特徴(主鎖の化学構造による分類、コンフィグレーションとコンホメーション)、融解(準安定結晶の加熱過程での熱挙動、平衡融点と混合状態評価)、ガラス転移とエンタルピー緩和、熱分解(主鎖の化学構造と熱安定性、リサイクル特性評価)について説明する。
熱測定応用講座 (講演40分,質疑10分,休憩10分)
座長:名越篤史(国士舘大)
16:00 - 17:00
「DSC測定とin-situ X 線測定の融合 による高分子材料の融解挙動解析」 群馬大学 上原宏樹 先生
 高分子材料の熱分析手法として最も一般的な示差走査型熱量計(DSC)測定においては、しばしば多重ピークが観察される。その場合、各ピークの帰属が問題となるが、融点や結晶化度の情報のみでは解釈を誤る可能性がある。これを補完してくれるのが、昇温過程での構造変化を直接的に分析する「in-situ(その場)」X線計測である。本講演は、X線プロファイル変化とDSC測定結果とを比較することで、多重融解ピークの原因を解明することを試みた例について紹介する。
17:00 - 18:00
「熱分析による相転移次数・気相との相互作用の解析法―セラミックスを例として」 日本大学 橋本拓也 先生
 熱分析による相転移解析は,一次相転移を対象とするものが殆どであったが,最近では測定条件に配慮により二次相転移も観測可能になってきた。また気体と固体の相互作用の解明に熱分析は有効であるが,気体成分・濃度・分圧の制御・測定方法のノウハウはあまり知られていない。本講義では、相転移次数および気相との相互作用を熱分析で解析しようとする場合の実験上の注意点を、酸化物セラミックス材料を中心に講演する。

第56回熱測定討論会 ライブ講演(10月27日(火))

A会場
2A0910 会長挨拶 ○古賀信吉
高分子・有機物( 9 : 20 〜 11 : 00 )
座長:辰巳創一(京都工繊大)
2A0920 ポリアクリル酸酢酸カルシウムゲルの相分離による構造変化と熱拡散率(1東工大物質理工,2産総研,3北大)〇鈴木泰1,劉芽久哉2,野々山貴行3,龔剣萍3,森川淳子1
2A0940 伸長シリコーンゴムの熱容量および融解挙動(近畿大理工)○梅田実優,鈴木晴
2A1000 高分子への多段階の熱履歴が結晶化・融解挙動に与える影響(1東レリサーチセンター,2広島大,3東工大,4 Rostock大)〇古島圭智1,戸田昭彦2,Christoph Schick3,4
2A1020 温度変調高速カロリメトリーによる高分子結晶化キネティクス(広島大院先進理工系科学研究科)〇戸田昭彦
2A1040 PDZ3の高温での可逆的なオリゴマー形成と一残基置換による阻害(東京農工大グローバルイノベーション研究院)〇早乙女友規
11:00~11:10 休憩
熱科学の教育( 11 : 10 〜 11 : 50 )
座長:岩間世界(熊本学園大)
2A1110 ネットネイティブに対する体験型理科実験(近畿大)○木村隆良,新居毅人
2A1130 SD時代に不可欠な戦争のない世界を実現するための政治の科学化に必要な非平衡熱力学とその役割(元群馬大)○天谷和夫
B会場
2B0910 会長挨拶 ○古賀信吉
金属・無機固体・セラミックス-1( 9 : 20 〜 10 : 40 )
座長:山田秀人(防衛大)
2B0920 顆粒状マラカイトの熱分解過程における雰囲気二酸化炭素の影響(広島大院人間社会科学)〇青木優太,古賀信吉
2B0940 炭酸亜鉛の熱分解反応における雰囲気水蒸気の影響(広島大院教育)〇酒井康宏,古賀信吉
2B1000 TG-DTA-MSによるアスベストの定性分析(株式会社太平洋コンサルタント)〇沢木大介,古谷泰英
2B1020 淡水真珠の脱水反応とアラゴナイト–カルサイト転移(広島大院人間社会科学)〇利根大河,古賀信吉
10:40~10:50 休憩
磁性体・錯体 ( 10 : 50 〜 11 : 50 )
座長:橋本拓也(日本大)
2B1050 [Ru(NH3)6][FeCl6]の熱容量と磁気相転移(1阪大院理,2Knox College,3Northeastern Univ.)○宮崎裕司1,Charles E. Schulz 2,William M. Reiff 3,中野元裕1
2B1110 混合原子価銅錯体の配位高分子[CuI7CuIIBr7(n-Bu2dtc)2]の誘電特性と相挙動(近畿大理工)〇畠山稔光, 服部花保, 大北光咲, 大久保貴志, 鈴木晴
2B1130 フラストレーションをもつ分子性電荷移動塩の電子状態(1大阪大院理,2東大物性研)○中澤康浩1,今城周作2,Emre Yesil1,山下智史1,圷広樹1
S会場
企業講演( 13 : 10 〜 13 : 50 )
座長:古賀信吉(広大院)
2S1310 DKSHジャパン Products Review
2S1330 日立ハイテクサイエンス Products Review
13:50~14:00 休憩
特別講演 - JSCTA Lecture -( 14 : 00 〜 14 : 50 )
座長:古賀信吉(広大院)
2S1400 温度変調DSCの開発と発展((元)京都工芸繊維大)○猿山靖夫
14:50~15:00 休憩
第47回通常総会( 15 : 00 〜 16 : 30 )
16:30~16:45 休憩
奨励賞受賞講演( 16 : 45 〜 17 : 50 )
座長:川路均(東工大)
2S1645 低温結晶中における分子の量子的回転と配向秩序化に関する研究
(近畿大理工)〇鈴木晴
座長:齋藤一弥(筑波大)
2S1720 微小単結晶による熱容量測定の開発と分子性物質の新規物性の開拓
(阪大院理)〇山下智史
ゴールスポンサー 相談窓口
10/27(火)
14:00 ~ 17:00


10/27(火)
13:30 ~ 15:30


第56回熱測定討論会 ライブ講演(10月28日(水))

S会場
ミニシンポジウム「微小空間への吸着・包接に関わる化学・物理現象」( 9 : 05 〜 11 : 50 )
オーガナイザー:藤森裕基(日本大), 名越篤史(国士舘大)
座長:藤森裕基(日本大)
3S0905 趣旨説明(日本大)○藤森裕基
3S0910 メソポーラスシリカ細孔内の分子性液体のガラス転移挙動(国士舘大理工)○名越篤史
3S0935 金属有機複合体IRMOF-1に吸着された有機分子集団の動的挙動と相転移現象(大阪大総合学術博物館)○上田貴洋
3S1000 ポーラス結晶に取り込まれたゲスト分子に由来する誘電特性(日本大文理)○周彪
10:25~10:35 休憩
座長:名越篤史(国士舘大)
3S1035 茶葉カテキンの環状オリゴ糖空洞内への包接化現象の解明(1福岡大薬, 2近畿大生物理工)○大波多友規1, 池田浩人1, 堤広之1, 湯川美穂1, 藤澤雅夫2
3S1100 プロスタグランジンD合成酵素の基質結合と生成物放出のメカニズム(近畿大理工)○島本茂
3S1125 バイオマス炭化物のVOC吸脱着特性(神奈川大理)○西本右子
A会場
液体・溶液・集合体・界面( 13 : 00 〜 14 : 00 )
座長:小川英生(東京電機大)
3A1300 シクロデキストリンと三ヨウ化物イオンの包摂と酸化還元反応の組み合わせによる熱化学電池および電気化学ペルチェ効果(1東京大,2九州大)〇山田鉄兵1,井上博王2,的場憲史2
3A1320 イオン液体中におけるポリアクリル酸被覆ナノ粒子凝集-分散挙動過程の熱量滴定による解析(鹿児島大院理工)〇神崎亮,酒匂美夏,児玉谷仁,冨安卓滋
3A1340 カチオン性界面活性剤CTAB/水系の熱容量と相挙動(近畿大理工)〇山本太郎,八木佑輔,鈴木晴
生体・医薬・食品 ( 14 : 05 〜 15 : 05 )
座長:西本真琴(和歌山高専)
3A1405 Apo型, Holo型BSAの熱安定性に及ぼす環状オリゴ糖の添加効果(近大理工)〇安田恵梨,三木稔生,神山匡
3A1425 分子夾雑環境における金属イオンとミスマッチ塩基対の特異的結合の熱力学的特性(1東京理科大理,2神奈川大工)中山澄玲1,安達咲希1,小野晶2,平林佳1,○鳥越秀峰1
3A1445 スフィンゴリン脂質類似アミド型リン脂質二重膜の熱的相転移:鎖結合様式の対照的効果(1徳島大院先端技術科学教育部,2徳島大院社会産業理工学研究部)○中尾俊樹1, 後藤優樹2, 倉科昌2, 玉井伸岳2, 安澤幹人2, 松木均2
B会場
熱測定基盤(測定法・装置を含む)( 13 : 00 〜 14 : 00 )
座長:葛西祐一(日立ハイテクサイエンス)
3B1300 定常ずり変形下における示差走査熱量計の作製(近畿大理工)長江宥樹,〇鈴木晴
3B1320 温度変調に対する低分子ガラスのα緩和の応答測定系の開発(京都工繊大)〇安井颯太,辰巳創一,八尾晴彦,猿山靖夫
3B1340 Nanovea社メカニカルテスターによるnanoDMA測定((株)日本サーマル・コンサルティング)○江尻ひとみ
金属・無機固体・セラミックス-2( 14 : 05 〜 15 : 05 )
座長:細井宜伸(リガク)
3B1405 コランダム型構造を示す(Fe2O3)0.5(Al2O3)0.5のMössbauerスペクトルの温度依存性(1京大エネ科,2京大,3京大複合研)○高井茂臣1,太田紘一1,中石隼人1,薮塚武史1,八尾健2,北尾真司3,瀬戸誠3
3B1425 L-グルタミン酸ナトリウム一水和物の脱水反応(広島大院教育)〇岡崎敬寛,古賀信吉
3B1445 硫酸カルシウム二水和物の脱水反応に対する雰囲気水蒸気圧の影響(広島大院教育)〇岩崎春,古賀信吉
第56回熱測定討論会 オンデマンド講演
学生優秀発表賞 審査対象講演
SA001 新規6員環ポリオレフィンおよびその延伸試料の相転移挙動のin-situ解析と熱測定(1群馬大,2東京工業大,3弘前大)〇周藤康介1,佐藤圭2,撹上将規1,山延健1,上原宏樹1,竹内大介3
SA002 In-situ X線測定とDSC測定の組み合わせによるπ共役系超分子の融解および結晶化挙動の解析(1群馬大院理工,2滋賀県立大院工,3JASRI/Spring-8)〇比田井友紀1,西條早紀1,林和宏2,撹上将規1,上原宏樹1,山延健1,鈴木一正2,加藤真一郎2,青山光輝3,増永啓康3
SA003 トレハロース二水和物の加熱脱水反応(1広島大教育,2広島大院教育)〇原誠実1,岡崎敬寛2,古賀信吉2
SA004 Thermodynamic investigation of the spin liquid / Fermi liquid boundary in κ-type charge transfer complex by heat capacity measurements(1Dep. of Chem., Osaka Univ., Japan; 2Dep. of Physics, Goethe Univ., Germany; 3Dep. of Physics, Hokkaido Univ., Japan)〇YESIL Emre1, YOHEI Saito2, YAMASHITA Satoshi1, AKUTSU Hiroki1, KAWAMOTO Atsushi3, NAKAZAWA Yasuhiro1
SA005 PEG包含Ni-ferrite磁気ナノ微粒子の発熱機構と磁気ハイパーサーミア効果(1横国大院理工,2横国大院環情,3阪大院理 RCTESC)〇児玉慶太1,濵田颯太1,梨本健太朗1,青木孝太2,一柳優子1,3
SA006 希薄水溶液中における1-Ethyl-3-methylimidazolium Tetrafluoroborate の経時及び熱的変化の解明 (近大理工)〇安田恵梨,麻田有希,野間真里,神山匡
SA007 β-シクロデキストリン包接機構における修飾基効果の熱力学的解明(近大理工)〇向井遥香,青木綾香,神山匡
SA008 パーライトコンクリートの熱分解反応における雰囲気水蒸気の影響(1広島大院教育,2日本原子力研究開発機構)〇岩崎春1,酒井康宏1,菊地晋2,古賀信吉1
SA009 パーライトコンクリートの熱分解反応における雰囲気二酸化炭素の影響(1広島大院教育,2日本原子力研究開発機構)○酒井康宏1,岩﨑春1,菊地晋2,古賀信吉1
SA010 炭酸水素カリウムの熱分解反応における粒子サイズ効果(1広島大教育,2広島大院人間社会科学,3広島大院教育)〇堀田実杜1,利根大河2,酒井康宏3,古賀信吉2,3
SA011 炭酸ナトリウム一水和物の脱水反応の速度論的挙動(1広島大教育,2広島大院教育)○圖子雄人1,岩崎春2,古賀信吉2
SA012 有機金属錯体MIL-101に吸蔵された有機分子の熱力学的研究(東京工業大)〇青鹿義人,気谷卓,川路均
SA013 CuIr2S4の金属絶縁体転移に伴う異常な熱伝導率挙動(東京工業大学フロンティア材料研究所)〇橋本賢太,気谷卓,川路均
SA014 抗体の親和性成熟における抗原結合能と熱安定性の変化(1京府大院・生環科,2抗体工学研究セ)〇西口明宏1,東隆親2,織田昌幸1
SA015 タンパク質RNaseHの金属イオン結合特性と構造多様性(1京府大院・生環研,2京大・生科研)〇廖増威1,森川耿右2,織田昌幸1
SA016 細胞内シグナル伝達タンパク質PI3K SH2の構造機能物性解析(1京府大・院生環科,2医科歯科大・難研)〇飯山桃樺1,沼本修孝2,伊藤暢聡2,織田昌幸1
SA017 タンパク質凝集に対する凝集前構造の影響(近大理工)〇石原佑輔,中西翔也,神山匡
SA018 水溶液の凝固・融解に関する高校化学の探究学習(1広島大院人間社会科学,2広島大院教育)〇利根大河1,岡崎敬寛2,古賀信吉1
SA019 チップセンサー型ナノカロリメトリーデバイスを用いた電子物性評価へ向けた開発(阪大院)〇宇野陽亮,山下智史,圷広樹,中澤康浩
一般オンデマンド講演
O001 半密閉ガラス容器を用いた硝酸ヒドロキシルアミン水溶液の熱分解反応の速度論解析(1横浜国立大学先端科学高等研究院,2横浜国立大学大学院環境情報研究院)〇塩田謙人1,伊里友一朗1,2,三宅淳巳1
O002 トリジマイト型化合物CsBPO4(B : Zn, Co, Mn)の相転移の結晶サイズ効果の熱力学的研究(東京工業大学フロンティア材料研究所)○清水将乃斗,気谷卓,川路均
O003 水によるマグネシウム粉末の発火現象初期過程における発熱挙動(労働安全衛生総合研究所)〇西脇洋佑,佐藤嘉彦
O004 熱分析によるリサイクルポリマーのキャラクタリゼーション((株)日立ハイテクサイエンス)下田瑛太,〇葛西佑一,大久保信明
O005 Thermal decomposition of polymer blend by TG-DTA-MS (TG-DTA-MSによるブレンドポリマーの熱分解評価)(株式会社リガク熱分析機器事業部)〇 セリヅ ラニ レゴ
O006 PETシートの座屈変形:表面温度の変形速度依存性測定と顕微ラマン分光による研究(1鳴門教育大学,2(元)東京都立大学,3大阪大学熱・エントロピー科学研究センター)〇寺島幸生1,吉田博久2,松尾隆祐3
O007 ハイパーゲルシートの力学熱量効果の測定(大阪大学大学院理学研究科附属熱・エントロピー科学研究センター)◯藤村順,荒川捺貴,髙城大輔,松尾隆祐
O008 ククルビット[7]ウリルとNMR基準物質との相互作用に関する熱力学的解析(福岡大学)〇大波多友規,堤広之,湯川美穂,池田浩人
O009 結合解離エンタルピーによるテトラヒドロクルクミンの抗酸化作用の評価(1福岡大薬,2近畿大生物理工,3崇城大薬)○池田浩人1, 大波多友規1, 湯川美穂1, 堤広之1, 藤澤雅夫2, 安楽誠3, 平山文俊3
O010 空気中でできたわたがしと窒素雰囲気中でできたわたがしは何が違うか(鳴門教育大学)〇寺島幸生
O011 TG/DSC/HRMSを用いた硝酸グアニジン系ガス発生剤の反応機構解析(1横浜国立大学,2ネッチジャパン,3日本電子)〇伊里友一朗1,塩田謙人1,佐藤健太2,佐藤孝司3,八幡行記3,三宅淳巳1
O012 TG-DTA-MSによるアセチルサリチル酸の分解反応とGPGPUプログラムによる解析手法(1昭和大学,2リガク)○本多英彦1,細井宜伸2,小林広和1,山本雅人1,稲垣昌博1
O013 SD時代の省エネ・省資源技術の典型としての環境調査のための簡易測定技術の開発とその意義(元群馬大)○天谷和夫
O014 SD時代の省エネ・省資源の基礎研究としての生命の起源と進化とその検証(元群馬大)○天谷和夫
O015 希薄水溶液中におけるイオン液体の凝集状態変化に伴う体積挙動(近畿大)西出裕亮,○神山匡